俯く草姿が愛らしく、冬の庭に欠かせないクリスマスローズですが、上向きに咲くタイプがあることをご存じですか。 この「氷の薔薇」はクリスマスローズ専門栽培園「童仙房ナーセリー＆ガーデン」の人気種で、強く育てやすいだけでなく、ニュアンスのある色合いが特徴。

クリスマスローズは同じ親から全く違うものが生まれたりするんですね。 一期一会 そこも魅力ですね。 クリスマスローズは基本的に実生苗で売られているので、品種名はありません。 品種名があるものはメリクロン等のクローン個体です。

クリスマスローズと言えばニゲルが人気で、清楚な雰囲気の白い花がとても美しいものですが、本種は、まるでそのニゲルが、そのまま背が高くなったような、見栄えも良い品種です。 背が高いだけでなく、花型も整っていて、しかも大輪、多花性、と様々な長所を持ち合わせています。

希少性があるため クリスマスローズは、植物の中では高価な商品です。 バラ苗と同じくらいか、高価なものだと胡蝶蘭と同じくらいの価格帯のものもあります。 珍しい種類や有名育種家の交配、原生地採種の原種や血統のよいものなど、希少性があるとプレミアがついて値段が高くなる傾向にあります。