最も一般的なのは10号というサイズで、コピー用紙なら20枚程度まで綴じることができます。 また、会社などで使われることが多い中型サイズの3号針なら、外径と呼ばれる針の折れ曲がる部分が長いものであれば、コピー用紙70枚ほどを綴じられます。 また、段ボールなどを留めることがある場合も、このくらいのサイズの方がいいでしょう。

通常の鉄製針に比較してステンレス鋼の硬度と弾性が高い為に、 紙を綴じる際に針が曲がりにくい傾向があります。 手動式のプライヤーホッチキスで紙を綴じる際の針の滑りを良くして、スムーズに紙を綴じられるように潤滑油を塗布しています。

全体では「はり」が最も多かったのですが、金属でできた「針」のようなものだからこのように呼ばれているのでしょう。 ある文房具メーカーのカタログにも「ハリ」ということばが出ていました。