バイトアップ中は、食事の際に注意が必要です。 食事の際には、硬い食べ物やかみ応えのあるものは避け、柔らかくて食べやすい食材を選んで、食べ物を小さく切って噛むようにしましょう。 矯正治療は、時間と努力が必要ですが、美しい噛み合わせや健康な歯並びを手に入れることができます。

個人差はありますが、１～２週間で慣れる方がほとんどです。 噛み合わせが良くなるまでバイトアップを付けているので、多くの患者さまはワイヤー矯正の最終段階までついています。

バイトアップのプラスチックは3ヵ月～半年程度で、他の歯が当たってくると外せるようになることが多いです。 奥歯の外側にはしばしば表側矯正のような装置がつくことがあります。 犬歯の外側にも、歯と同じ色のプラスチックの突起をつけることがあります。

バイトアップの必要性 過蓋咬合（ディープバイト）など噛み合わせが深く、上の歯が下の歯を覆い被さるような歯並びの場合にバイトアップすることが必要です。 奥歯を盛ることで上下の歯を正しい位置に持ってくることができます。 また、歯ぎしりで歯がすり減って歯並びに影響が出ている場合も高さを戻すのに重要なのです。