ココヤシは南国の典型的なヤシで、最大4㎏にもなる大きなココナッツの果実ができます。 ココヤシの耐寒性は低く、日本の路地では生育できません。 一方ココスヤシは小さな卓球ボール位の果実ができますが、食べられる部分は少なく、多くは果実酒に利用されています。

意外なほどタフな木です。 関東周辺であれば路地植えもＯＫ。 実は公園や街路樹など公共スペースなどにも植えられているほどです。

鉢植え・地植えともに1年を通して日当たりと風通しの良い場所がおすすめです。 夏の直射日光は葉焼けを起こす心配があるため、遮光をし直射日光を避けます。 日が当たらない場所に長く置いてしまうと、葉や幹が貧弱に育ってしまう事があります。 ココスヤシは非常に耐寒性が強く、地植えの場合は－7℃前後ほどの耐寒性があります。

ココスヤシは苗を植えてから実がなるまで約6～8年かかります。 ココスヤシは小さい株のうちは成長が緩やかですが、2m以上になると非常に成長が速い観葉植物です。 年間で50㎝以上は余裕で成長するため、育てたいと思っていない場所に実が落ち、そこから育ち始めている場合は、全ての根を切って引き抜くなどの対処が必要です。