有限会社 浅葉塗装工業所
有限会社 浅葉塗装工業所
Jul 16, 2018
浅葉洋介プロのご紹介<マイベストプロ神奈川より引用> 三崎港のほど近くにある有限会社浅葉塗装工業所。温暖な気候の地元で、80年の歴史と信頼を守り続けている3代目浅葉洋介代表取締役は、その秘訣(ひけつ)をこう話します。  「お客さまから『ここは無理だろうと思うところまで丁寧に塗装してある』との言葉をいただくことがあります。社員たちの高い技術と丁寧な仕事が信頼を守っているんですね」  社員に対する評価が非常に高いと嬉しそうに話す浅葉さん。  「朝は気持ち良く『おはようございます!』と挨拶してくれるし、きちんと説明もしてくれる。そして何より仕事が丁寧だ」  こうお客さまから言われることが誇りなのです。「大規模な仕事は引き受けません。第一の理由は人手を借りたくないということです。そんなことをすると、当社の仕事だと言えなくなりますから。そして、少ない人手で大きな仕事をするとなると住んでいらっしゃる方々に我慢してもらう期間が長くなります。そんなことをしてはお客さまに申し訳ありません。お客さまに窮屈な思いはさせたくない。それが第二の理由です」  会社の人員でこなせる仕事に専念する。浅葉さんには強い信念があるのです。  「これならできるという仕事量を把握すること。良い仕上がりのために、お客さまにもご協力していただく事はあります。仕事の質を上げるには、どうしても避けられません」  すべてはお客さまのため、信頼のためなのです。 お客様のため、社員のために価格競争はしない  高い技術と信頼を大切にする浅葉さんは価格競争には良いことはないと話します。  「結局は社員と品質にしわ寄せがいくことになります。誇りと技術を持った職人が仕事をするのです。ロボットではありませんから、仕事量を増やすことには限界があります」  塗料が進歩しているために、はけが使いにくくなってきているのだそうです。そのためローラーを使う機会が増えてきているのですが、仕事量を増やそうと思うなら希釈液で塗料を薄めればいい。しかし、それをすると耐久性と品質が低下します。  「当社の特徴はお客さま本意、社員本意ということ。そのために大切なのは、自分が満足できる仕事をしているかどうか。常に向上することを意識していれば、欠点も見えてきますし、解決するためのアイデアも湧いてきます」  品質を維持しつつ、道具や手順の改善を行っていくこと。それが、浅葉さんの考え方なのです。ですから、先々代についてはデータが残っていませんが、先代以降のクレームは1%未満。新しい建材が出てきた際に、塗料が十分に対応できていなかった時代があったのだそうです。  「当社ではどうしてもとおっしゃるお客さま以外、保証書をお出ししておりません。なぜなら、品質に問題があった場合は、こちらで責任をとるのが当然だと考えているからです。数年で塗装が剥がれればもちろん、無償で塗装をさせていただきます。それでも心配なお客さまには保険も用意しておりますから、ご安心いただけます」
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